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拙いイラスト(画)や下手っぴ写真(写)をダラダラと展示。PCの呟きもブツブツと…。
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近風さんのところで見ちゃいました(笑)。
てなわけで、潔く(?)受け取る事にしますー。

強制バトンなので、見るも見ぬもご自分の判断でお願いしまーす。
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日曜の夜9時過ぎ。とあるマンションの一室。
来客を告げるチャイムが不意に鳴った。
こんな時間に誰だろう…と、住人はインターホン越しに確認する。

「…雅人さん、夜分遅くにすみません。円城寺です…」

怪訝に思いながらもドアを開ける住人。
ドア向こうにいた若い女性は軽く頭を下げると、そのまま俯き加減に。

「…どうしましたか?」

「こんな時間で恐縮なんですが、少しお話させていただいて宜しいですか…?」

相手の表情は、見るからにとても深刻そうで。
立ち話で聞く話でも無さそうだし、かと言って自分の部屋に通すのも躊躇われるところであり…。

「…それじゃ外で話しましょうか。今準備しますから」

「あ、いえ…もし宜しければ中に通していただけますか?外でお話するのもどうかと思いますので…」

住人は少し迷う。相手が言う“話”――思い当たることがないわけではない。

「ごめんなさい…私ももうどうしたらいいのか分からなくて――」

急に涙目になる女性。右手で口元を覆って。
その姿を見ると、どうも外で話すことはできないような雰囲気だ。

住人は小さく溜め息を吐き
「わかりました、どうぞ――」
と相手を部屋の中へ通した。



『カシャリ』


「ん…?あれって、確か1年生の先生だよね。ふーん、なるほど…そーゆーことかぁ…」

マンション同階、2人の死角となる場所に一眼レフカメラを持った少女の姿があった。
新聞部である少女は、お嬢様と噂の高い新米学校司書の記事を書こうとコッソリ付け回しているところだったのだ。

「…まさか司書さんと先生がねぇ。うーん、計算外。…ま、何はともあれ、思わぬ特ダネGETー♪」

少女はタッタッタと非常階段を駆け下りて、何処かへと消えて行った――。
【森 朝来さま】
6月2日。異様に疲れた休日。
嵐のような妹からやっと解放されてホッとし、俺はコンビニ寄って家に帰る最中だった。

いつもの河川敷。そこで会ったのは、すっかり見慣れた着物の女性・森さんだった。
後ろ姿からして陽気に見えたんだけど、今夜はお酒飲んでないみたい。
じゃあ、イイ事があったんだ…
例えば翔ちゃん絡みで。

…もう、こーやってワケわからず悶々するのは嫌だ。だから思い切って訊ねたよ。「翔さんのことで何かイイ事があったのか」って。
そしたら思いのほかきょとんとされた。

え?え?…違うのか?翔さんに思いを寄せているってわけじゃないのか…?

ズバリ、俺の誤解だったという事が判明。本当に只の幼馴染なんだってさ。恋なんて全然してないんだってさ。

               
あーー、なんだーーっ、そーだったのかーーっ、バンザーーイ!!!
               

 
翔ちゃんも今、彼女いないんだってさ。いや、それは今となっては、俺にとってどうでもいい事なんだけどね?
…そーいや森さん何が言いたかったんだろう?「翔ちゃんに彼女を紹介してくれ」とでも俺に頼みたかったのかな??確かにウチの会社女性だらけだけど…ん???

とにかく誤解だと分かってハレルヤな気分の最中、突如妹から悪魔の電話が。
なんでも電車が故障して帰れなくなったから、また泊めろとか。
いい加減にしてくれ…orz

俺、森さんに妹の話をしたくなくて、つい“故郷の男友達”と誤魔化したけど、バレなかったみたい。
嗚呼…もう少し森さんと話したかったのに…ぐすん(つд`)
在原っちと司書さん。

元々2人は旧知の仲であったりします。
しかし、お互い相手に対しての捉え方が全く違ってたんですよね…。

司書さんは在原っちを“幼馴染”と思っています。
ところがどっこい、在原っちにしてみたら司書さんは“書道教室の一生徒”というだけ。
…なぜこんなギャップがあるのか!?
それを当人たちの立場になって考えるとこうなんです。


――――――――――――――――――――――――――――――――――
【司書さんの場合】
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
代々政治家を務める家に生まれた女の子。
小さい頃から「お世話になった人に対して恩を忘れてはならないよ」と教わってきました。

○在原っちとの出会い
 4歳。
 当時司書さんのお兄さん達が在原っちの家の教室に通っていて
 兄達の稽古についてきたのがきっかけ。
 お兄さん達が稽古を終えるまで、退屈そうに庭で待っていた時
 在原っちの母親がこう言います。
 「雅人、弓ちゃんとしばらく遊んであげて」
 それが初めての出会いでした。ちなみにこの頃、在原っちこと雅人くんは7歳。
 弓ちゃんにとっては、『つまらなくしていたとき遊んでくれた優しいお兄ちゃん』
 だったとか。
 それが強く印象に残ってて、それからも何回か兄たちの稽古に
 無理についていって雅人くんと遊ぶのを楽しみにしていたという話です。
 しかし、この頃はまだ恋心を抱いておりませんでした。

○小学5年の時
 時を経て、小学5年から書道を習い始めた彼女。
 勿論、小さい頃遊んでもらった雅人くんの記憶はしっかり残っていました。
 ある日、久々に会う雅人くんが親の手伝いのため彼女に指導したことが
 ありまして。
 その時の指導が分かりやすくて丁寧だったため
 弓ちゃんはそれから雅人くんを意識し始めたそうです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――――
【在原っちの場合】
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伝統ある書道家家系に生まれた男の子。
選民思想の強い親からは「自分に相応しい友達を選べ、庶民には構うな」と教えられてきました。
そのせいか、不器用な彼は友達を作ること自体ができない子になってしまいました。

○司書さんとの出会い
 …実は正しく覚えていないのです。
 弓ちゃんの言う通り、実際は7歳の時に初めて出会っています。
 しかし、家に来る小さな子の遊び相手をすることは弓ちゃんだけでは
 なかったのです。
 書道教室の生徒の兄弟でなくても、親の友人の子どもとかお客様の子どもとか…
 色んな子の面倒を見ていたわけでして。
 ちなみに、時々家に来る小さな子たち…それは自分にとっては“両親のお客さん”。
 ということで、弓ちゃんもそんな“お客さん”の1人でしかなかったのです。

○中学2年のとき
 7歳の頃に時々遊んでいた弓ちゃんの記憶は殆どありません。
 小さかった弓ちゃんと小学5年に成長した弓ちゃんが同一人物だというのが
 分からなかったというのもありますし、頭の中が書道と勉強の事ばかりで
 人に対して無頓着だったせいというのもあります。
 4歳から毎日書道をする彼は、この頃既に8段の有段者。
 時々、教室の生徒である児童たちに運筆を教えていて
 やはり弓ちゃんは“その内の1人”にしか過ぎなかったようです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――

見事なまでのすれ違い…。
考え方の相違…。
これがギャップの原因です。
【三鷹 翔さま】
5月31日。
残業を終えたら、ふと屋上の景色を見たくなって…久しぶりに上りました。

すると、ベンチで煙草を吸って休憩されている先生の姿。
よく見たら、時々図書室で姿をお見かけする三鷹先生でした。

残業でお疲れのように思っていたら、実は趣味の読書に没頭されていたとか。
先生は本当に読書がお好きなのですね。

私、なんとなく三鷹先生って奥様がいらっしゃるように思っていたのですが…お1人で暮らされているとか。
でも、妹のような幼馴染の方が時々襲撃しにいらっしゃるというから、退屈はなさらないのかも。
先生は苦笑を交えていらっしゃったけれど、その方がいらっしゃること自体に不快感を抱いているようにも感じませんでした。

妹のような幼馴染…か――。
大人になっても、幼馴染と変わらず楽しく付き合う事が出来たら素敵、ですよね。

私もそんな風に割り切れていたら、ここまで傷つくこともなかったのかもしれない…。

でも、三鷹先生の仰るとおり、そのように割り切る事も出来なかったのが事実。
――ごめんなさい、おかしなこと口走って先生を困らせてしまったかもしれませんね…。
どうか今夜の事はお忘れになってくださいね。
それから…こんな私を励ましてくださって、ありがとうございました。
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ぺち
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猫と関西弁が大好き。
しかし関西弁喋れませんorz

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